うたあそび比和宿場

俳句のまち比和

神山姫余さんに指導いただいているヒワちゃん俳句工房(青少年対象)が11年目をむかえ,今年度末には記念冊子を作る予定です。俳句は子どもたちの生活にいきづいており毎月投句があります。

町外からイベントに参加していただいた方にも「子どもから大人まで,感じたことや思ったことを俳句で詠う」を合言葉に投句いただいています。

8月のぼにばな縁日会や9月末の「比婆斎庭神楽の練習」の見学会の句集を作りました。

下の写真は神山姫余さんの句を絵葉書にしたものです。

~現代俳句 俳人 神山姫余の世界~

 

 

「塩の道 」 海かおる 命をつなぐ 塩の道

 塩市は、天正年間初期に開かれた。海に遠い中国山地の人々にとって命に次ぐ貴重品である

「塩」は、尾道方面から運びこまれた。

 

「神眠る比婆の山 男神」 生骸や 無目籠に 星を飼う

 愛しい妻イザナミを火の神の誕生によって失ったイザナギ。

 その苦悩と悲しみは、あまりにも深く、たえがたいものであった。

 

「神眠る比婆の山 女神」 前の世の 此処に還りし 月の剥落

 イザナミの魂が、黄泉の国からかつてイザナギと過ごした地にもどり、たとえ月が剥がれ落ち

 ようとも、もうあの頃には戻れないのだと原始の森にたたずんでいる。

 

 「玉織姫」 ひと吹ぶき あれば 夢 殿 桜 舞う

 玉織姫が敦盛を想うさまを 桜をとおして詠う。

 

 

 

「神眠る比婆の山 神避り」

   華燭みち す で に 真 紅 の闇 燃える

 

 イザナミは、火の神であるカグツチを身ごもり出産したため体を焼かれて、お亡くなりになったのじゃ。

町内のイベントや集会で詠まれた句をまとめました

作品は順不同、敬称略で載せています。

うたあそび手帳(ヒバーバ様の山とうたあそび俳句宿場)

投句していただいた俳句は「ヒバーバ様の山とうたあそび俳句宿場”うたあそび手帳”」としてまとめています。

 

A4サイズで印刷し切れ目を入れて折りたたむと写真の冊子ができますのでご利用ください。

 

”うたを詠む”など趣味をもち,日々の生活を楽しみながら過ごすことは健康寿命を伸ばすことに繫ります。サロンなどでお楽しみください。

 

 

PDFファイル(A4横フチなしで印刷してご利用ください)